船の上でティップランエギングで釣り上げたアオリイカを掲げるアングラー

Tip Run Eging — Beginner's Guide

ティップランエギング特集|はじめてでも分かる。釣り方・タックル・エギ選び。 穂先に出るわずかなアタリ、
その瞬間から夢中になる。

さあ、ティップランエギングに出かけよう! はじめてでも分かる、釣り方・タックル・エギ選びをまるごとご紹介します。

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What is Tip Run

ティップランってどんな釣り?

ティップランエギングとは、船からアオリイカを狙うエギングのひとつです。船をドテラ(風や潮にまかせて流すこと)で流しながら、専用エギやシンカーでウエイトアップしたエギを沈めて狙います。

通常のエギングがラインや手元の感触でアタリを取るのに対して、ティップランではアオリイカがエギを抱いた瞬間に、竿先(ティップ)がスッと引き込まれたり、フワッと戻ったりする変化を捉えてアワセます。

この繊細なアタリを見極めて掛ける面白さと、船から数・型ともに期待できることから、いま人気の高まっている釣りです。

「船からのエギングって難しそう…」
そんな風に思っていませんか?

実は、少しのコツさえつかめば初心者の方でも奥深い駆け引きが楽しめる、とっても魅力的な釣りなんです。遠くへ投げる必要はありませんし、どこにイカがいるかは船長が知っています。まずは、次の3つのステップから覚えてみてください。

01
3 Steps

楽しむための3つのステップ

やることは、この3つの繰り返しだけ。難しい技術は要りません。

  • エギが海底へ沈んでいくイメージ図 01

    すばやく底へ

    重めの専用エギで、まずはしっかり海底まで沈めます。ラインが出なくなったり、糸フケが出たら着底の合図です。

    底が取れないと始まりません

  • 巻きジャクリでエギが跳ね上がるイメージ図 02

    リズミカルに誘う

    着底したらすぐに5~10回(浅場は3~5回)ほど巻きジャクリ。リールを巻きながらシャクることで、糸フケを取りつつイカにエギをアピールします。

    巻きジャクリ 5~10回(浅場は3~5回)

  • ステイ中の水平姿勢とイカが抱くイメージ図 03

    ピタッと止めて待つ

    ここが一番ワクワクするポイント。5~10秒ほど竿先を止めて、穂先に出る小さなアタリに集中します。イカが抱くのは、この止めている間がほとんどです。反応が無ければ再び着底させるか回収してしゃくりとステイを繰り返します。

    ステイ 5~10秒

02
Reading the Tip

アタリは、こんなふうに出ます

「ガツン」と手元に来るアタリは、実は少数派です。穂先がほんの数ミリ動くだけ、ということも珍しくありません。「あれ?」と思ったら、まず軽くアワセてみてください。空振りしても、それでいいんです。

  • クンッと引き込まれる

    いちばん分かりやすいパターン。穂先が海面のほうへスッと入ります。

  • フワッと戻る

    曲がっていた穂先が、ふっと元に戻ります。イカがエギを持ち上げた状態。見落としやすい代表格です。

  • なんとなく重い

    はっきりした動きはないのに、モタれるような重さを感じる。この違和感で掛けられるようになると、釣果が変わります。

  • 急に糸フケが出る

    思っていないタイミングで糸がふけたときは、かなりの確率でイカが触っています。すぐアワセましょう。

ドラグは締めすぎないでください。 イカは口ではなく足でエギに抱きつきます。ドラグが強すぎると、アワセやシャクリの拍子に足が切れてしまいます。目安は、強くシャクったときに「ジッ」と少しラインが出る程度です。
糸フケは、出しすぎず張りすぎず。 ラインが緩んでいるとアタリが穂先に伝わりません。かといって張りすぎるとエギに不自然な動きが出て、イカが警戒します。この加減が、いちばん練習の要るところかもしれません。
船上でティップランエギングのアタリを取り、ロッドを曲げるアングラー
穂先に出る一瞬の変化を、目で見て掛ける。これがティップランの醍醐味です。
03
Tackle Guide

ティップランエギングに必要なタックル

まずは全体像から。ロッド・リール・ライン・エギの4つが揃えば、船に乗ることができます。

ティップランエギングの仕掛け図。PEラインにFGノットでフロロリーダーを結束し、ティップラン専用エギを接続する
仕掛けはとてもシンプルです。PEラインの先にFGノットでフロロカーボンリーダーを結び、その先に専用エギを付けるだけ。エギは春が3.5号、秋が3号を目安にしてください。潮が速くて底が取れないときは、ヘッドシンカーを追加します(エギによって適合の可否があるのでご注意ください)。

ロッド

必須

アタリを目で捉える「穂先」と、エギを動かす「力強さ」

長さ 6.5ft 前後 繊細なティップ 張りのあるバット

ティップラン用の竿は、一般的なエギングロッドよりも穂先(ティップ)が非常に繊細です。イカが触れた瞬間の「フッ」と抜ける動きや「クンッ」と引き込まれる変化を、目で見て察知するための専用設計になっています。

一方で、深場や速い潮の中で重いエギをしっかりアクションさせるため、竿の根元(バット)にはハリと力強さを持たせています。この2つを1本で両立させているのが、ティップラン専用ロッドの特徴です。

おかっぱりのエギングロッドは流用できません。 穂先が硬すぎてアタリが表れず、8フィート台という長さも船の上では扱いにくいためです。ここは専用ロッドをご用意ください。
ロッドを見る
ティップランエギング専用ロッドで船上からアオリイカを掛けたところ

リール

必須

着底後の迅速な立ち上がりをサポートする「ハイギア」

スピニング 2500 ~ 3000番 ハイギア(HG/XG)

エギが着底した瞬間に、いかに素早く糸フケ(たるみ)を回収してアクションに移れるかが重要なポイントです。もたついているうちにイカが離れてしまったり、根掛かりしてしまったりします。

そのため、ハンドル1回転あたりの巻き取り量が多いハイギア(HG)やエクストラハイギア(XG)のスピニングリールが適しています。番手は2500番から3000番クラスを選んでください。

ドラグの滑らかさも見てください。 イカは足でエギに抱きつくため、強い引きが来たときにスムーズにラインが出ないと足が切れてしまいます。番手やギア比とあわせて、ドラグの効き方もチェックしておくと安心です。
リールを見る
ティップランエギングで使用するスピニングリールとロッド

ライン(PE・リーダー)

必須

海の底と穂先を一直線に繋ぐ「感度の要」

PE 0.6号 200m リーダー フロロ 2 ~ 2.5号 結束は FGノット

潮の抵抗をなるべく減らして素早く着底させるため、PEライン0.6号という細い糸を使用します。伸びが少なく直進性に優れたラインを選ぶことで、着底の瞬間やイカの微小なタッチが穂先や手元へダイレクトに伝わるようになります。

先端には、根ズレに強く感度が良い「フロロカーボンリーダー(2~2.5号)」を繋ぎます。比重が重く、エギの沈下や水中姿勢を邪魔しないのが特徴です。

【PEライン選びのヒント】
初めての方や、水深・糸の出た量を把握したい方には10mごとの「色分けライン」。穂先や水面でアタリを取る視認性・感度を重視する方には「単色+マーキングライン」がおすすめです。釣れた水深を覚えて、もう一度そこを狙う。これができるかどうかで、その日の釣果は大きく変わります。
ラインを見る
エギング用PEライン 0.6号 200m 5色マーキングモデル

エギ & 追加シンカー

必須

水中での「静止姿勢」と「重さ調整」が命

春 3.5号 / 秋 3号 追加シンカー 10 ~ 30g

ティップラン専用エギは自重が重く、シャクった後のステイ(静止)時に水中でピタッと水平姿勢を保ちやすいのが特徴です。イカはこの止まった瞬間の姿勢を見て抱きついてきます。

また、風や潮の速さ、水深に合わせてエギの頭に装着する追加シンカー(10~30g程度)を用意しておくことで、どんな状況でもしっかり底を取ってイカにアピールすることができます。

号数は季節で使い分けます。 春は産卵前の大型が狙えるシーズンなので3.5号、秋は数釣りが楽しめる新子シーズンなので3号が基本です。あとはカラー違いを数本用意しておけば、その日の潮色や時間帯に合わせて交換できます。
シンカーはエギとの相性にご注意ください。 装着方法や対応サイズが決まっているものが多く、どのエギにも付けられるわけではありません。分からないときは、お持ちのエギを店舗にお持ちいただければスタッフがご案内します。
エギケースに並んだ各色のティップラン専用エギ
カラーは迷うところですが、まずは数色。当日どれが当たるかは船長に聞いてしまうのがいちばん早道です。
ゲキダキTR プレゼントキャンペーン
Present Campaign

対象のティップラン専用エギ購入で「ゲキダキTR」プレゼント

エギ選びに迷ったら、まずはこちらから。対象商品のご購入で人気の「ゲキダキTR」をもれなくプレゼントしています。

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あると頼れる便利グッズ

推奨

ちょっとした準備で、船上の釣りがぐっと快適に。

エギをすぐ取り出せるケースやストッカー、そして鮮度を保つためのイカ締めピック。どれも小さなものですが、あるとないとでは船上での快適さがずいぶん変わります。

イカは締めることで鮮度と味が大きく変わります。持ち帰って食べるところまでが、この釣りの楽しみです。

ライフジャケットをお忘れなく。 遊漁船に乗船する際は、桜マーク(国土交通省型式承認品)のライフジャケット着用が求められます。見た目が似ていても承認品でないものがありますので、購入時は必ず桜マークの有無をご確認ください。なお、当店で販売している自動膨張式救命具はすべて型式承認品ですので、安心してお選びいただけます。
イカ袋、エギケース、イカ締めピックなどティップランエギングの便利グッズ
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Pick Up

釣果に差をつけるアイテム

船上で使用するイカ用集魚剤 グロウマックス

エギマックス & グロウマックス

味と匂いの天然摂餌成分に加えて、光のアピールでイカを魅了します。全体に素早く吹き込める定番のスプレータイプと、風のある船上でも手を汚さず塗れるスタンプタイプをラインナップ。

時間帯や潮色に合わせて使い分けることで、味覚・嗅覚・視覚から強力に釣果をアシストします。あと1杯が遠いとき、試してみる価値があります。

※エギに付ける集魚剤などの使用については、船宿ごとにルールが異なります。ご乗船前に、各船宿のルールを必ずご確認ください。

商品を見る
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Beginner's Set

ビギナーおすすめタックル

「結局どれを買えばいいの?」という方へ。当店スタッフが、はじめての1本目としておすすめする組み合わせをご用意しました。

ティップランエギング ビギナーおすすめタックル ロッド・リール・ライン
1,000円 OFF

ビギナーおすすめタックルの中から 「ロッド」「リール」「ライン」をそれぞれ1点ずつ お選びいただくと、ビギナー応援価格の1,000円引き!

ROD

刻々と変化する海況の中、アオリイカの極小のアタリをティップの動きで視覚的に捉えるティップランエギング。レスポンス良くエギを動かせるシャープなブランクス設計により、キレのあるダートアクションとピタッと止める静止を両立します。プレッシャーの高い海域や、イカの活性が低く居食いするような微小なアタリも逃さずキャッチ。絶妙なレングスが、波の吸収と高い操作性を両立するテクニカルな一本です。

REEL

手頃な価格と高い基本性能を備えたコスパ最強の2台。糸フケを素早く回収できるハイギアと、PE細糸対応の浅溝スプールを搭載してトラブルを軽減します。軽量で扱いやすく、ティップランエギングの入門に最適です。

LINE

アオリイカカラーズ8は、エギング専用に設計された色分けPE。水深の把握ができ、真円性に優れる8ブレイドの滑らかな糸質が接触抵抗や糸鳴り音を低減します。アップグレードX8 ペンタグラムは「WX8工法」を採用し、強度の安定性と綺麗な真円性を実現した8本組PE。10mごとの5色カラーで、適度なハリとコシがトラブルを抑えます。

ビギナーおすすめタックルをまとめて見る

価格・在庫は各商品ページをご確認ください。1,000円引きの適用条件など、詳しくは対象商品ページをご覧ください。

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FAQ

よくいただくご質問

ティップランエギングは初心者でもできますか。
はじめての方でも楽しめます。遠くへ投げる必要がなく、ポイント選びは船長にまかせられるので、覚えることは「底まで沈める」「巻きジャクリで誘う」「止めて待つ」の3つだけです。ただしアタリがとても小さいので、見分けるところにはコツが要ります。船長のアドバイスを聞きながら数を重ねていくのが近道です。
おかっぱりで使っているエギングロッドで代用できますか。
おすすめしません。ティップランは穂先のわずかな変化を目で見てアタリを取る釣りなので、穂先が硬いおかっぱり用のロッドでは変化が表れにくくなります。また、おかっぱり用は8フィート台と長いものが多く、船の上では取り回しが悪くなります。専用ロッドをご用意ください。
ロッドはどれくらいの長さを選べばよいですか。
6.5フィート前後、およそ2メートルが目安です。船の上では長いロッドが扱いにくく、また穂先を安定させたいため、おかっぱり用より短いレングスが標準になっています。穂先が繊細で、根元にハリのあるものを選ぶと、アタリの見やすさとエギの操作性を両立できます。
リールは何番を選べばよいですか。ギア比は関係ありますか。
2500番から3000番クラスのスピニングリールで、ハイギア(HG)またはエクストラハイギア(XG)がおすすめです。エギが着底した瞬間に、いかに素早く糸フケを回収して巻きジャクリに移れるかがこの釣りの重要なポイントになります。ハンドル1回転あたりの巻き取り量が多いほど、その動作がスムーズになります。
ラインは何号を使いますか。
PEライン0.6号が基準です。細いほど潮の抵抗を受けにくく、エギが素早く着底します。伸びが少ないPEを使うことで、着底の瞬間やイカの小さなタッチが穂先までダイレクトに伝わります。長さは200mあると安心です。先端には擦れに強いフロロカーボンリーダーの2号から2.5号を、FGノットで結束してください。10メートルごとに色が変わるマーキングつきのラインを選ぶと、今どの水深にいるかが分かります。
エギは何号を選べばよいですか。何本くらい必要ですか。
春は3.5号、秋は3号が基本です。春は産卵前の大型が狙えるため大きめのエギ、秋は数釣りができる新子シーズンのため小さめのエギを使い分けます。本数はカラー違いで数本あると、その日の潮色や時間帯に対応できます。あわせて、風や潮が速くて底が取れないときのために追加シンカー10gから30g程度を用意しておくと安心です。
追加シンカーはどのエギにも付けられますか。
エギによって適合の可否があります。装着方法や対応サイズが決まっているものが多いため、お使いのエギに合うシンカーかどうかを必ずご確認ください。ご不明な場合は店舗スタッフにお声がけいただければ、お持ちのエギに合うものをご案内します。
道具を持っていなくても船に乗れますか。
ティップラン用のタックルを貸し出している釣り船もあります。まずはレンタルで一度体験して、感覚をつかんでからご自身のタックルを揃えるという進め方も可能です。貸し出しの有無や料金は船によって異なりますので、予約時にご確認ください。
ドラグはどれくらいの強さに設定すればよいですか。
強くシャクったときに「ジッ」と少しラインが出る程度が目安です。イカは口ではなく足でエギに抱きつくため、ドラグが強すぎるとアワセやシャクリの拍子に足が切れてしまいます。それでも足切れが起きるようならさらに緩め、逆に掛かりが悪いときは少し締めて調整してください。
根掛かりが心配です。減らす方法はありますか。
着底を感じたらすぐに巻きジャクリを始めることが基本です。底に置いたままの時間が長いほど根掛かりしやすくなります。あわせて、エギを沈めている最中に糸フケを出しすぎない、張りすぎないという加減も効いてきます。それでも続く場合は、エギのカンナ(針)の下半分を外すカスタムで軽減できます。
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もっと詳しく知りたい方へ

釣具のポイントの公式ホームページでも、釣り方のコツやアオリイカの生態など、釣りに役立つ情報を多数公開しています。あわせてご覧ください。

ティップランエギングとは?釣り方や仕掛けの方法も徹底解説 エギングのラインシステムはどう組む? アオリイカの特徴とは?生息場所から生態まで

リンクは釣具のポイント公式ホームページ(point-i.jp)へ、別ウィンドウで移動します。

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選び方に迷われたときは、お近くの店舗スタッフにお声がけください。行かれる船や時期に合わせて、必要なものだけをご提案いたします。

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