〈トンボジギングって何?〉

概要
・ターゲット:ビンチョウマグロ・キハダマグロ等
・釣法:ルアー釣り〈オフショアジギング〉
・タックル:ジギングロッド+ベイトリール+ジグ
・エリア:和歌山沖・三重沖
・シーズン:秋~春(10月~6月)






〈トンボ=ビンチョウマグロ〉

胸鰭が長いビンチョウマグロは、その上から見た泳ぐ姿がトンボに見えることからトンボと呼ばれている。ここ数年注目を集めている“トンジギ”は、ビンチョウマグロをジギングで狙うものであり、本命のトンボ以外でもキハダマグロや、場所によっては大型のカンパチも狙える。






基本的にはブリなど大型青物を狙うジギングタックルを使用。トンジギでは、スピニングタックルとベイトタックルの両方が使用できるが、今回はフォールで探っていきやすいベイトタックルを紹介。

1.ROD

ロッドはのジギング用のもので4番以上、300~400gのジグをジャークできるもの。

2.REEL

ベイトリール2000番以上。特におすすめしたいのは、ズバリこちら!

シマノ オシアジガー F カスタム 2000NRHG

“ジギング専用設計のレバーで自在なフォール戦略を演出。” この“F”とはフォールのこと。本モデルは、フォールスピードをレバーによって巧みにコントロールすることが可能。フォールで食わせるトンジギに非常に適したモデルとして一押しのリール!

3.LINE

PEライン3号以上。

4.LEADER

リーダー40~60lb。

5.JIG

おすすめジグはこちら!
グラム数やサイズに関しては、狙うフィールドの状況やベイトのサイズで決まってくるため、先ずは船宿さん推奨をチェック!






〈トンジギはドテラ流しが基本〉

ビンチョウマグロは中層を回遊しているため、船長の指示ダナの範囲をキープしてジグを操作することが重要。 指示ダナのやや下までジグを落としたら、ドテラで流されながらジャークして巻き上げて、指示ダナから外れたら再度落としこもう。
*狙うポイントや海の状況によって使用するジグの重さも異なるため、予め船長に確認が必要!

〈フォール時のバイトに注意!〉

はやい速度で落とす方が良い。ヒット率を上げるなら、狙いのタナをワンピッチジャークしながら落とすことがおススメ。ヒットしたら、その棚を重点的に狙っていこう。
*ヒットに恵まれない場合は、こまめなジグの変更・調整を行うこと。流れ・海の状況によって、狙うべきポイントへ到達していないか、アピール方法が的外れなのかもしれない。

〈巻き上げは速やかに〉

ヒットからフッキングが成功したら、速やかに巻き上げよう。おまつりして逃してしまうことだけはしたくない!*ドラグの締めが緩いと魚に走られてしまうため、ドラグ調整には要注意。






〈食〉

比較的小型のマグロであるビンチョウマグロを一言で言えば、“旨い”!マグロ族の中でも特徴的なその身は、薄ピンクで柔らかい触感も独特。特に冬には脂がのって美味。
実はこのビンチョウマグロ、回転寿司ではビントロなどと呼ばれるネタ。もっと身近なところでは缶詰“シーチキン”であり、案外身近な食物なのだ。

海外では海の鶏肉〈シーチキン〉と呼ばれ、世界的にも親しまれている食材なのだが、もちろん刺し身としても絶品!近年注目を集める“トンジギ”で、絶品のビンチョウマグロをゲットしよう!






〈その他オススメアイテム〉

トンジギにはもちろん、その他のソルトフィッシングのシーンで活躍するアイテムをご紹介!
価格・パフォーマンスともに優れた商品をピックアップ。