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〈Point 1〉
スローオシュレートの復活
スーパースローオシュレートへ


歴代のステラユーザーにとって今でも話題となる機構が、ミレニアムステラ~04ステラまでに搭載されていたスローオシュレート。この機構により密に整列してまかれた糸の放出速度は圧倒的で、飛距離ドラグ性能がこれまでのリールと比較してもはるかに優れていました。



今でも、飛距離やドラグ性能はスローオシュレートモデルが最高だった、と言わるようなコアなファンが多いモデルです。
反面、この密巻きにより、あまりにもスムーズに糸が出ていくため、糸の放出が制御できない、とトラブルの多かったモデルとして挙げられる方もいらっしゃいます。今でも、ステラファンの間では賛否について話題となるモデルですが、スローオシュレート自体は、糸の放出を向上させる他の機構(AR-Cスプール)の登場により封印となり、07ステラ以降は非搭載となっています。



その後モデルチェンジごとに進化していく中で、放出されるラインの制御技術が大幅に進化し、今回22ステラで満を持して“インフィニティループ”として15年ぶりの搭載となりました。特に今回搭載されたアンチツイストフィンによる糸巻き時のブレの少なさや、スプール形状の最適化の効果は大きく、以前よりさらに超密巻きで、よりスムーズな糸の放出となっていながら、ライントラブルも同時に解決しました。


〈シマノTV公式チャンネル〉


▼アンチツイストフィン作用時の状況▼


動画で見ると、釣り人泣かせのトラブルが解消する状況がはっきり。特に糸がらみがほどけていく様子は魔法を見ているようです!


キャスト時の糸のばらつきや振動も減り、抜けるようなキャストフィールを獲得。またドラグ作動時にもスムーズにラインが送り出され、これまでも評価の高かったステラシリーズのドラグ性能がさらにレベルアップしています。このような経緯もあり、今回モデルチェンジしたステラに対しては、歴代のステラファンから、感慨深い、思い入れが深い、という声も多く上がっています。


〈Point 2〉
オシュレートの低速化に光る技術

単にオシュレートを遅くするといっても、そこには非常に難しい技術が必要です。
特に、18ステラでは3つのパーツ構成となっていた変速ギアが、22ステラでは4つとなり、その分くみ上げも非常にシビアとなっております。さらに部品自体のわずかな公差もある為、単純に組み上げただけではステラクオリティの回転フィーリングにはなりません。組み上げ時には微妙なクリアランスを最適化しながら組み上げていくのです。部品もパーツリスト通りとは限らず、微調整のためのシムリングなど細かなパーツの調整は個体ごとに異なります
勿論、従来のステラも同様に組み上げられていましたが、22ステラは特に変速ギアの部品点数が増えシビアな調整が必要となっています。単に部品をくみ上げたのみではステラとはならず、専門のスタッフが微細な調整を行いながら組み上げられることで初めてステラクオリティとなるのです!
ステラを巻いた方が口々に言われる「ヌル感のある巻き心地」「巻いているだけで気持ちいい」そんな表現は、最新の技術だけでなく、組み上げる“職人の技”も光っているのです。



TECHNOLOGY

3つのインフィニティを纏いさらなる高みへ

確かな設計・製造技術による
圧倒的なギアの耐久性!


インフィニティクロス


・ドライブギアとピニオンギアの噛み合う接地面積が向上。
・従来設計と比べて耐久性が約2倍※に。
※シマノ社基準ギア耐久テストによる。


ライン放出抵抗大幅低減
抜けるようなキャストフィール


インフィニティループ


・密巻きを超えた"超"密巻き。スプールが上下動する速度を圧倒的に低速化。
・キャスト時の放出抵抗を大幅に削減し、抜けるようなキャストフィール、スムーズなラインの送り出しを実現。


常に主導権を握れる
パワフルな巻き上げ


インフィニティドライブ


・メインシャフトの支持をピニオンギアから特殊低摩擦ブッシュに変更。
・メインシャフト自体に特殊表面処理や特殊加工を施し摺動抵抗が大幅に軽減。
・高負荷でも積極的に巻き上げられるリールへと進化。


より快適な釣りへ
ライントラブル抑制構造


アンチツイストフィン


・ラインローラー部に近接するように弾性体のフィンを設置。
・ラインのたるみを抑え、スプール下部へのラインの脱落や、ラインが寄れた状態で巻かれるのを防ぐ。


圧倒的な耐摩耗性
滑らかかつ安心のドラグ性能


DURAクロス


・新素材による新しいドラグワッシャー。
・滑らかなドラグ性能はそのままに、耐摩耗性を10倍以上に向上。