さわるなキケン!
絶対に素手では触らず魚つかみなどを使いましょう。
アイゴ
背ビレ・腹ビレ・しりビレに毒棘を持っており、刺されたら激しく痛みます。
アカエイ
ムチ状の尾ビレのトゲには猛毒がある。尾ビレ自体も強力なため注意が必要です。
ウミケムシ
毛虫のように毒毛が生えています。触れるとガラス繊維のように皮膚に刺さります。
オニオコゼ
背ビレにある棘に強い毒を持っており刺されたら激しく痛みます。
オニカサゴ
背ビレに鋭い毒棘があります。腹ビレ・しりビレも要注意。
ゴンズイ
背ビレ・胸ビレの棘に強い毒を持っています。夜釣りでは頻繁に釣れます。
スズキ
エラぶたがカミソリのように鋭く危険です。他にもヒレの棘に注意が必要です
タチウオ
大きく鋭い歯を持っており、触ると包丁で切ったような傷が残ります。
ダツ
長くて硬いアゴが特徴で、光に反応して突進してきます。人体に刺さってしまうケースも。
ハオコゼ
全長10cm程とサイズも小さくかわいいのですが、背ビレの棘に毒を持っています。
ヒョウモンダコ
全長10cm程と小さいですが唾液に猛毒を含んでおり、咬まれると非常に危険です。
ミノカサゴ
美しい背ビレの先端には毒を持っています。他の部分の棘にも十分注意しましょう。
食べるなキケン!
内臓などに猛毒があります。絶対に食べないで下さい。
アオブダイ
磯釣りの外道としてお馴染みの魚ですが、内臓に強い毒があります。
ソウシハギ
内臓に毒があります。カワハギと間違えて食べないで下さい。
フグ類
釣り場でよく目にするフグ。内臓には強い毒があるので、絶対に食べないで下さい。
もしも毒魚に刺されてしまったら…
①洗浄・毒出し
速やかに流水を流し、傷口を洗浄します。ヒョウモンダコの場合は、この時毒を絞り出します。尚、飲み込んでしまうと非常に危険なので、口で吸い出さず、水で流しましょう。
②棘の除去
傷口に棘が残っている場合は、できる限り抜き取ります。アイゴ・ゴンズイ・カサゴ類・アカエイ 等の場合は、患部を42~45℃のお湯に浸すと痛みが和らぎます。
③速やかに病院へ
応急処置後は、速やかに病院に行きましょう。時間が経つと、痛みが悪化する場合もあります。
毒魚が釣れた時に便利なアイテム
まとめ
釣りは、自然と触れ合う素晴らしい娯楽です。そこには、自然と向き合うからこそ伴う危険があるのも確かです。しかし、できる限りの備えと、事前の下調べがあれば、ほとんどは回避することが出来ます。安全・無事故を第一に、釣行を最高のものにしましょう!
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